--fileオプション
tarを使うときは、--file=archive-name(-f archive-name)オプションの引数を指定できます。このオプションは、tarが操作するアーカイブファイルの名前を決めます。
この引数を指定しない場合、tarは環境変数TAPEを調べます。設定されていれば、その値をアーカイブ名に使います。設定されていなければ、tarはコンパイル時に決まった既定のアーカイブを使います。通常は標準出力か、そのマシンに接続された物理的なテープドライブです(GNU tarの既定値の取得を参照し、tar
--show-defaultsを実行すると既定値を確認できます)。テープドライブが接続されていない場合や、既定値が適切でない場合、tarはエラーメッセージを表示します。メッセージは、おおむね次のようになります。
tar: can't open /dev/rmt8 : No such device or address tar: can't open /dev/rsmt0 : I/O error
混乱を避けるため、tarコマンドを書くときは、常に--file=archive-name(-f archive-name)でアーカイブファイル名を指定することをお勧めします。--file=archive-name(-f archive-name)の使い方について詳しくは、アーカイブファイルの選択と命名を参照してください。