watchコマンド
watchコマンドは、ファイルが変わるたびに本を出力したいときに便利です。変更のたびにmdbook buildを繰り返しても構いませんが、mdbook watchを一度実行すると、ファイルを監視し、変更時に自動でビルドします。SUMMARY.mdにまだ記載されている削除済みファイルも、再作成されます。
ディレクトリを指定する
watchコマンドは、現在の作業ディレクトリの代わりに本のルートとして使うディレクトリを、引数で指定できます。
mdbook watch path/to/book
--open
--open(-o)オプションを使うと、mdbookは出力した本を既定のウェブブラウザーで開きます。
--dest-dir
本の出力ディレクトリは、--dest-dir(-d)オプションで変更できます。相対パスは現在のディレクトリを基準に解釈されます。指定しない場合は、book.tomlのbuild.build-dirキーの値、または./bookを使います。
--watcher
ファイルの変更を検出するために、複数のバックエンドを利用できます。
poll(既定)— 毎秒ファイルシステムを走査して、ファイルの変更を確認します。native— OSに組み込まれた機能を使って、ファイル変更の通知を受け取ります。継続的な処理負荷が小さくなる場合がありますが、poll方式の監視ほど確実でない場合があります。詳しくは、次のIssueを参照してください: #383 #1441 #1707 #2035 #2102
除外パターンを指定する
watchコマンドは、本のルートディレクトリにある.gitignoreに記載されたファイルの変更では、ビルドを自動実行しません。.gitignoreには、gitignoreの文書で説明されているファイルパターンを指定できます。エディターが作成する一時ファイルを無視する場合などに便利です。
注:本のルートディレクトリにある.gitignoreだけを使います。グローバルな$HOME/.gitignoreや、親ディレクトリの.gitignoreは使いません。