文書の出典
- 出典
- Lua 5.5.1 Documentation
- 上流バージョン
- Lua 5.5.1
- 文書状態
- 翻訳
luaコマンド
名前
lua - Luaインタープリター
書式
lua [ options ] [ script [ args ] ]
説明
luaはスタンドアロンのLuaインタープリターです。テキスト形式のソースまたはプリコンパイル済みのバイナリ形式でLuaプログラムを読み込み、実行します。(プリコンパイル済みバイナリはLuaコンパイラーのluacが出力します。)luaはバッチインタープリターとしても対話的にも使用できます。
optionsを処理した後、ファイルscript内のLuaプログラムを読み込んで実行します。argsは、argという名前のグローバルテーブル内の文字列として、またメイン関数への引数としてscriptから利用できます。引数なしで呼び出すと、標準入力が端末ならlua -v -iとして、それ以外なら**lua -**として動作します。
対話モードでは、luaはユーザーにプロンプトを表示し、標準入力から行を読み取り、読み取った行を実行します。行に式が含まれている場合、その行を評価して結果を表示します。行に完全な文が含まれていない場合は副プロンプトを表示し、完全な文が構成されるか構文エラーが見つかるまで行を読み取ります。
コマンドラインオプションとスクリプトを処理する前に、luaは環境変数LUA_INIT_5_5、LUA_INITの順に内容を調べます。内容が「@ filename 」の形式なら、filenameを実行します。それ以外の場合、内容をLuaの文とみなして実行します。LUA_INIT_5_5が定義されている場合、LUA_INITは無視されます。
オプション
-e stat
文statを実行します。
-i
scriptの実行後に対話モードへ入ります。
-l mod
ライブラリmodをグローバルmodへrequireします。
-l g=mod
ライブラリmodをグローバルgへrequireします。
-v
バージョン情報を表示します。
-E
環境変数を無視します。
-W
警告を有効にします。
—
オプションの処理を停止します。
-
オプションの処理を停止し、標準入力をファイルとして実行します。
環境変数
次の環境変数はluaの実行に影響します。定義されている場合、バージョン固有の変数が優先され、バージョンに依存しない変数は無視されます。
LUA_INIT, LUA_INIT_5_5
コマンドラインオプションとスクリプトより前に実行するコードです。
LUA_PATH, LUA_PATH_5_5
package.path、つまりrequireがLuaローダーを検索するために使うパスの初期値です。
LUA_CPATH, LUA_CPATH_5_5
package.cpath、つまりrequireがCローダーを検索するために使うパスの初期値です。
終了ステータス
スクリプトがos.exitを呼び出した場合、luaは指定された終了ステータスで終了します。それ以外の場合、エラーがなければEXIT_SUCCESS(POSIXシステムでは0)で、エラーがあればEXIT_FAILURE(POSIXシステムでは1)で終了します。対話モードで発生したエラーによって終了することはありません。
診断
エラーメッセージは自己説明的であるべきです。
関連項目
luac (1)
lua.orgのドキュメント、特にリファレンスマニュアルの第7章。
著者
R. Ierusalimschy、L. H. de Figueiredo、W. Celes